FemDom結婚契約書




 アメリカで、女性主権の結婚生活(FemDom marriage)を広く紹介し、推奨
し、また、自身も実践しているElise Suttonという女性がいます。その人の著
書の中にある夫婦契約書です。奴隷契約書は、法律的にはおそらく効力を
持たないものでしょう。しかし、2人がお互いの立場をはっきり確認しあって
関係を楽しむという意味で、けっこう作られているようです。とても欧米的だ
といえるでしょう。約束事をはっきりと文章化して合意すると、妻の方が安心
して支配者として振る舞えるというのがあるのかもしれません。
 FemDom夫婦の結婚契約書は、だいたいこのような内容になっているもの
が多いです。




                         結婚契約

 これは夫と妻の間の合意です。 この契約は FemDom 結婚の条件、責任
と約束について規定します。

夫の合意:

私__________________________________は女性がより優れた性である信じ、従って私が
この結婚における
服従的な役割を引き受けることに同意します。
私は私の妻に服従し、彼女の完全な権威に従うことに同意します。
 彼女の言葉は私たちの結婚で法律です。そして私は彼女のすべての言葉
に従うでしょう。
 私は次の条件に従うことに同意します:
 
a) 私は彼女に私のすべての所有物を譲渡します。
 この日より以後、私は何も所有しません、そして私の妻はすべてを所有し
ます。
b) 私は私の妻のために働くことに同意します、そして私が金銭的に得るす
べては彼女のもの
です。 彼女は彼女が望むどんな用途ででも私の所得を使うことができま
す。
c) 私は彼女が私に割り当てるすべての煩わしい家事と仕事をすることに同
意します。
d) 私は彼女にすべての自由な時間を譲渡します。
 私はもう自由な時間を持ちません。しかし私の妻は私のすべての時間を所
有します。
 彼女は私がどのように時間を使ってよいか決めるでしょう。
e) 私は彼女に私の身体を譲渡します。 彼女は私の肉体を所有します、そし
て従って彼女は私
の性生活を所有します。 私は性的な満足感を得る私の権利を差し控えるこ
とに同意します。
私は、いつ、そしてどのように性的なリリースを受けるかに関して彼女の判
断と権限を受け入
れます。
f) 私は、セックスが女性の喜びのためであり、従って、彼女がそれを求める
ときはいつでも、ま
たどんな方法でも、私が性的に私の妻を満足させるであろうということに同
意します。 私は同じ
く私が私たちの結婚で一夫一婦主義の状態で、同時に、私の妻が彼女が
望む誰かとの性関
係を持つ権利を有すると理解します。
g) 私は私の可能性を満たすために、生活態度を躾られる必要があることを
悟ります。 そのた
めに、私は妻が私を訓練して、教えて、そして導くために利用するであろう
通常のしつけセッシ
ョンに同意します。
 しつけセッションの詳細はすべて私の妻の裁量によるものになるでしょう。
h) 何よりも、私は今も、そして永久に私の妻を愛して、大切にして、尊重し、
そして従うことに同
意します。
私、____________________________________は、上にリストされたことのすべてに心から同
意します。 私は
快く合意します。





妻の合意:

私、___________________________________は、優越する女性として、この結婚における支
配的役割を引き
受けることに同意します。
 私は私の夫にこの契約のすべての金銭及びその他の条件を固守させるで
しょう。 私は彼を
愛して、しつけて、そして大切にするでしょう。
私は責任を持って夫にこの契約に従って行動させることに加えて、私は次
のことに同意しま
す:

a) セックスが、私たちの結婚で女性の喜びのためのものであるから、私は
ほとんどいつも私の
夫に性的なリリースを与えることを拒否するでしょう。 私は拒否された夫が
従順な夫であると
信じます。 私は生物学の理由により、まれに彼に性的救済(射精)を許す
かもしれません。 私
は、いつ、そしてどのように彼の性的なリリースが起こるであろうか決定す
るでしょう。
b) 私は私の夫のマスタベーションを大目に見ないでしょう。それでもし私が
私の夫が彼自身コ
ントロールすることができない証拠を発見したなら、私は彼に貞操装置を身
につけることを要
求するでしょう。 私は彼の性的オルガスムをコントロールして、そして監視
するでしょう。
c) 私は服従を保証するために私の夫を懲戒するでしょう、しかし私は規律
と愛と慈愛とのバラ
ンスを保つでしょう。 私は愛としつけは自らの手で作られると信じます。
d) 解放された妻として、私は、もし望むなら、私が他の恋人を作る権利を持
っていると信じま
す。 私は決してこの権利を行使しないかもしれません。しかしもし私がこの
権利を行使すること
に決めるとしたら、それはこの結婚の絆を強めるためにすることです。 この
契約で、夫はこの
権利を認めているので、もし私がそれを行使したとしても、それは夫への裏
切りでも不貞でも
ありません。むしろ、それは私たちの日常生活、性生活の一部だと言えま
す。
e) 私は、私がどのようにこの結婚における役割を担うかが、社会における
女性と男性の役割
についての私の信念と態度を示すと信じます。そのために、私は私の夫が
ほとんどの家事を
行って、そして私の召使いとなることが、夫が妻に服従するべきであるとい
うことを社会に示す
サインとなるでしょう。
f) 私は夫に服従を要求するでしょう、そして私は彼の服従を必要とするでし
ょう。 私は愛で私
の夫を支配するでしょう。

私、__________________________________は契約書にあげられたことすべてに心から同
意します。



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